17,『頭の骨で仙骨が調整される理由』(15年来の腰痛)

この患者様は、15年くらい前から腰痛に悩まされ、半年に1回ほど「ぎっくり腰」になるという事で来院されました。問診をしてみると、左の鎖骨を骨折していたり、バイクの事故で左膝を手術もしていました。
20年、30年前の話なのですが、その骨折や手術が原因で腰痛になっていたのです。特にバイク事故の時には頭の骨を大きくズラしていました※。その頭の骨のズレが仙骨にも大きな影響を及ぼしていたので、頭の骨を集中的に施術しました。結果は頭の骨を調整した事で仙骨まで調整が為され、2回目の来院の時には長年苦しんでいた、腰の痛みがほぼなくなっていました。

※頭の骨も20数枚の骨でできていますので、ズレる事が多いです。特に後頭部の骨はズレやすく、痛みが出やすい部分でもあり、調整をすると仙骨まで調整される事が多いです。つまり、頭の骨は仙骨と連動性が非常に高い骨なのです。