11,『①寝ている時のお尻や背中の痛み、腕の長さの違い / ②慢性的な腰痛』

この患者様、初診での仙骨の状態は左側に旋回する様なズレがありました。初回の施術終了後、手の長さを図ってもらった所、長さは同じになっていました。 2回目ご来院頂いた時はお尻や背中の痛みはなくなっていて、手の長さも施術後の正常な状態をキープできていました。

その効果を体感して、その患者様の息子さんの長年の腰痛のご相談を頂きました。息子さんの症状は「腰痛」ではありますが、仙骨への負担はあまり見られない状態でした。むしろ胸の骨と背中の背骨に大きなズレがありました。 息子さんは長年の仕事上、上半身の無理な体勢を継続した事でその様な状態になってしまった様です。 ズレている箇所は腰の骨ではなく、上半身の骨でしたから、痛みはなかったのですが胸の骨と背中の背骨、仙骨への施術を致しました。結果は、腰にはほとんど手を触れていませんでしたが、腰痛はほぼ解消しました。

この様に長年の慢性的な症状であっても、施術個所を見極めて施術すれば多くの場合改善できますので、慢性的なお悩みであってもあきらめずにご相談下さい。