14,『生体電流が痛みにつながる理由』

「生体電流」は体内で常に起きている微弱な電気の事です。血液やリンパの流れ、脳や心臓の動きはこの生体電流によって機能しています。ですから、生体電流の流れが乱れると様々な不調が起きやすくなります。

この患者様、慢性的に弱い腰痛がある方でした。しかし、いつもとは違う強い痛みが表れたとの事で急遽来院されました。
診てみると仙骨にはさほどズレはなかったものの、肩甲骨付近の背骨に激痛が走るポイントがありました。患者様にあおむけになって頂き、その痛みのあるポイントに手を置いた瞬間、私(藤森)の左手に強い電気が走りました。そして、その瞬間に腰痛がなくなりました。
この事例の様に、ある特定の部分に溜まっている生体電流が痛みの原因になっている場合もあります。その様な場合、この事例の様に溜まっている電気を流してあげる事で痛みがなくなります。